當麻寺護念院では、古くより當麻の里の共同墓地をお護りするお役を担ってきました。
旧當麻町時代の先代住職在任中には、改めて地域の墓地を護っていくため大字當麻、大字勝根、大字今在家、大字染野の4ヶ大字による共同墓地委員会を組織し、選出された墓地委員の皆様と共に、當麻共同墓地としてお墓を護っていく現在の形ができました。
毎年1月には、初寄りを開きます。そこでは、前年度の事業報告、会計監査報告、会計決算報告、質疑応答が行われ、また、新年度の事業計画(案)、予算(案)、質疑応答等が話し合われます。
それぞれの大字を代表する墓地委員の皆様は、日頃の墓地の清掃活動、管理費の徴収だけでなく、地域の皆様方のお声を吸い上げて全体に計るというお役をして頂いています。
そのような活動は、本当に頭の下がる思いで感謝の気持ちで一杯ですが、地域のお墓を地域の皆様で護っていくという形を、今後とも大切にして参りたいと思います。
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