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永代供養

お布施(回向料、供養料等)について

お布施(回向料、供養料等)について

「お布施はいくら包めばよいでしょうか?」との質問をよく受けます。護念院では「お気持ちで・・・」とお応えしています。
浄土宗発行の「縁の手帖(えにしのてちょう)-つながりの中に行き往くために-」中で、お布施について以下のように記されています。

『布施(ふせ)」はサンスクリット語で「ダーナ」といい「分け与えること」を意味します。お釈迦さま当時の仏教教団では、衣食住を信者からの布施に支えられていました。一方、僧は教えを説き、信者に心の安心を提供しました。これを法施(ほうせ)と呼んでいます。布施と法施の考え方は日本でもまったく同じです。例えばお葬儀では、住職は浄土にお送りする儀式をつかさどり、遺族の方々が亡き人の極楽往生を実感できるように心を込めて教え(法)を説きます。これに対してお檀家の皆さまは、自分で出来る最大限のことを分け与える行為、つまりお布施(財施:ざいせ)をします。お布施の金額を訊ねられることがありますが、布施をされる方がそれぞれの立場で行うことですから、本来は金額を提示できる性質ものではありません。商用サービスに対する対価とは異なることをご理解ください。』

お布施は、お寺や僧侶によるお勤めや宗教的儀式に対する代金・対価ではありません。そのように考えると、お布施は安い方がいい、安くすむ方が得だといった見方、考え方、また、お寺によってお布施が違うといったトラブルもでてきます。しかし、本来はお寺や僧侶によるお勤めや宗教的儀式に対して表す御礼・感謝を表わしたものであり、その人にとって、出来る限りのことをするのがお布施です。護念院では、お寺や仏様にお供えしたいという「お気持ち」を、また、そのご家族にできる「お気持ち」を包んでいただくことを大切にしています。

しかし、いくらお気持ちでといっても、基準のようなものがなければ包みようもないといったご指摘、ご意見を頂くことも度々あります。そこで、このホームページでは、布施に対する護念院の認識をご理解頂くことを前提に、あくまでも基準としてのお布施額(回向料、供養料等)を提示しています。

護念院では、皆様方からお預かりしたお布施は、宗教法人護念院にまず収められます。そして、お寺施設等の維持管理、光熱費や修繕費、人件費等の経費として適切に使われます。皆さんが安心してお参り頂ける環境を整えることに誠実に努めています。

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