





境内に悠然と枝を広げる、一本の枝垂れ桜。
樹齢四百年あまりともいわれるこの桜は、長い歳月の中で、幾多の季節を重ね、多くの人々の営みを見つめてきました。
春には美しい花を咲かせ、その姿は訪れる人の心に、静かな彩りを添えてくれます。
この大切な枝垂れ桜を、これから先の世代へと受け継いでいくため、数年に一度、樹木の状態を見ながら丁寧な手入れを行っています。
このたびも、ご縁をいただいている「庭想い人」さんを通じて、アーボジャパンさんに高木剪定をお願いしました。
長い年月を経た樹木と向き合いながら、傷んだ枝を一つひとつ見極め、丁寧に処置していただきました。
樹木を守ることは、ただ枝を整えることではありません。
これまでの年月を大切にし、これから訪れる年月へとつないでいくこと。
*写真提供 庭想い人 安井利典氏
そして、その営みを支えてくださる人の想いもまた、次の世代へ受け継いでいくこと。
四百年の時を重ねてきた枝垂れ桜が、これからも春ごとに花を咲かせ、次の百年、その先へとその姿を残していけるように。
人から人へ、想いから想いへ。
皆さまとのご縁に支えられながら、この桜を大切に守り、次の世代へとつないでまいります。

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