
お彼岸も半ばを過ぎ、当麻の里にも秋らしい涼やかな風が漂う頃となりました。
暑さの残る日もございますが、朝夕には少しずつ過ごしやすさを感じられるようになり、境内の木々や草花にも、季節の移ろいが感じられます。
当院の南庭では、白彼岸花が見頃を迎え、清らかな白い花を静かに咲かせています。彼岸花といえば鮮やかな赤色を思い浮かべる方も多いかと思いますが、白彼岸花はまた趣が異なり、秋の柔らかな光の中で凛と咲く姿には、どこか清澄な美しさがあります。
お彼岸は、先祖を偲び、これまで受け継がれてきたご縁に思いを寄せる大切な時節です。忙しい日々の中、ふと足を止め、身近な自然に目を向けることで、季節の移ろいや、日々の暮らしのありがたさを感じるひとときとなるのではないでしょうか。
秋の深まりとともに、境内の風景も少しずつ変化してまいります。お近くにお越しの際には、ぜひ境内の草花にも目を向けながら、静かな秋のひとときをお過ごしください。

コメントする