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住職

蓮によって繋いでいただいたご縁です。

當麻寺のご本尊である當麻曼陀羅。
根本曼陀羅ともお呼びする曼陀羅は綴れ織りによるものです。
當麻の里では古くから中将法如(中将姫)が蓮の糸によって一夜にして織り上げたという伝承があり、蓮糸曼陀羅とも呼ばれてきました。

今、この當麻の里では、”Lotus蓮糸プロジェクト「はすLab.」さんが、蓮糸を紡ぎたいという想いから、その活動をスタートされ、蓮糸のみならず、蓮の素敵な活用法を模索されています。
先日、その「はすLab.」の川畑知子さんと増田多寿子さんが、石川つづれ株式会社の河津英樹さんと共にご来寺されました。
「はすLab.」さんの様々な活動やその想い、また、河津専務からは當麻寺の蓮を使った研究の過程や成果等をお聞かせいただきました。
そして、当寺の蓮で染色した絹糸をつづれ織りによって制作された教本数珠入れを志納頂きました。
蓮でしか出ない色という事もあり、大変美しく感激いたしました。
石川つづれさんでは、今後も蓮を使った様々な商品を開発されていくとの事です。
当院ホームページでも紹介して参りたいと思います。

また、河津さんは、当院とも大変ご縁の深い日本画家の小山静陽さんとも長年に渡り親しくお付き合いをされている事をお聞きしました。
ご縁が繋がる事の有難さを改めて感じました。
蓮によって繋いで頂いたご縁、大切にしてまいりたいと思います。

合掌拝

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