當麻寺「菩薩面」(鎌倉~江戸時代)28面が奈良県指定文化財に指定されました。
【参照ページ】
● 平成28年度 奈良県指定文化財一覧
● 木造来迎会所用面
鎌倉時代から現代に至る約800年間、人々の願いと心からの祈りの声を、
練供養会式の来迎橋の上で聞き届けてくださった菩薩の面です。
これら菩薩面は2004年まで、実際の会式に使用しておりました。
表面の金箔がところどころ擦れて剥がれ落ち、漆の下地が見えていることから、
より重みと迫力が感じられます。
今後も、これまでの人々の思いと共に、菩薩講の皆様方と大切に護って
参りたいと思います。
合掌拝
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