去る3月24日の木曜日、国指定文化財指定書伝達式が開催され、當麻寺を代表して出席して参りました。
平成27年度指定書が交付された美術工芸品(彫刻・古文書)新指定4件ほか、建造物の新指定1件についての指定書の伝達が行われました。
これは、當麻寺の本堂内織殿の間に安置されている【木造十一面観音立像(通称織殿観音像)】が、2014年度に国重要文化財に指定されたことによるものです。
中将姫様の守り仏として信仰を集めておられる織殿観音。
當麻寺本堂内、織殿の間に向かう様に、中将法如尼(中将姫)像がお祀りされています。
このたび新たに国の重要文化財に指定され、奈良県教育委員会教育長吉田育弘様から直々に指定書を伝達されたことは、お護りしていく私たちにとっても、心強く有り難いことであります。
多くの方々の織殿観音様への信仰を護っていくためにも、今後とも尽力して参りたいと思います。
合掌
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