去る8月28日、当院大施餓鬼絵法要を無事勤めさせていただきました。
この日は早朝よりお檀家さまが集まられ大変賑やかな一日となります。
帳場や台所など、それぞれに準備を済まされ、ご参拝の方々をお迎えします。
當麻・葛城地域を中心に奈良県内のみならず、大阪、和歌山、神戸方面からもお参りに来られます。
帳場では受付と塔婆書き、台所では昼食の準備が進みます。
椎茸・長いも・干ぴょう・ひろうす・絹さや等のお平や煮豆の精進料理は本当に絶品です。
11時より、永代祠堂のご回向を本堂で勤めます。
12時頃より、手作りの精進料理を頂きます。これを楽しみに来られる方もおられます。
午後の部の始まりは、横井照典上人(極楽寺)の法話です。
お施餓鬼にまつわる話から、我々の日頃の心の持ちようなどを聞かせて頂きます。
そして、いよいよ14時半からの法要。
當麻寺山内・法類門中の和尚さま方をお迎えし、お勤めを致します。約2時間に渡るお勤めです。
毎年お塔婆に書かれたご縁方々の俗名・戒名、また各家ご先祖さま方を読み上げながら、在りし日のお姿に思いを馳せご回向を致します。
これまで頂いた有難いご縁に感謝する瞬間でもあります。
法要が終わり、大方の片づけもお手伝い頂いた後、夕方の涼しい風に吹かれながら、皆さま方と共に頂く仕上げのご飯は、これもまた格別です。
多くの方にお参り頂いた事を有難く思うと共に、これからも皆さま方と共にあるお寺でありたいと思います。
合掌拝
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