朝夕は涼しくなり、随分と過ごしやすくなってきました。
護念院では、いよいよ白の彼岸花が咲き始めました。春夏秋冬の四季にめぐまれた日本独特の仏教行事であるお彼岸。
私たちはこの仏教行事をとおして季節の移ろいをも感じとっているのではないでしょうか。
今日、お寺ではお墓をきれいに掃除したり、お花を供えたりと、明日からのお彼岸に備えお見えになる方々がおられました。
そのようなお姿を、本当に有り難く思います。
「彼岸という仏教行事をとおして私たちは、今を生きるこの私の命がご先祖から永々と伝えられて来た「命のバトン」を受けて生きているという事実を再確認し、彼岸にいらっしゃるご先祖をしのぶとともに、この私も命おえる時には彼岸での「倶会一処(くえいっしょ) 」を願い求め、「四苦八苦」の世界に埋没することなく精進してまいりますという心を堅固にすることが大切なのです。」(浄土宗-お彼岸より引用)
明日9月20日の彼岸入りから9月26日の彼岸明けまでの間、当院本堂にて、お彼岸のご回向をお受けしております。
どうぞ、この機会にお参りいただけたらと思います。
合掌
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