義姉が亡くなりました。86歳でした。義姉には夫がいますが、高齢のため施設に入っています。姉夫婦には子どもがいましたが、既に亡くなり、義兄は祀りごとに関して私たちを頼りにしています。ご縁のあるお寺に相談しましたが、本骨は預かっていただくことは出来ません。自分たちがお参りしやすいところで本骨を祀ってほしいのですが?
お預かりすることは可能です。ご心配いりません。
当院では、古くより納骨回向所として「のど仏」をお預かりしてお祀りして参りました。
更に最近は、様々なご事情で「本骨も預かってほしい。」というご相談も増えて参りましたので、それぞれのご事情をよくお聞きした上で、ご希望に沿ったお祀りをご提案させていただいております。
今回のご相談は、お家がいわゆる分家筋で、お仏壇やお墓をお持ちでありませんでした。また、ご子息が亡くなられたため、今後お仏壇やお墓を護る方もいらっしゃいませんでした。
このようなご事情を踏まえた上で、以下のようにご提案申し上げました。
- 本骨の納め先については、菩提寺のご住職様とよくご相談なさってください。
- ご家族、ご親戚の方々ともよくご相談なさってください。
- その上で、当院が良いということでありましたら、いつでもお預かりしてお祀りさせていただきます。
- 当院は宗旨・宗派は問いませんが、当院でのお勤めは、浄土宗の法式によることをご了承ください。
- 後々、お仏壇やお墓をお護りする方がおられない場合は、永代供養として本骨をお預かりした上で、責任を持ってご回向させていただきます。
納骨は大切な問題です。
ご遺族のご意向が定まるまでの間、当院本堂にてお祀りさせていただくことも可能です。(当院納骨堂に納めるまでは、お骨をお返しすることも可能です。)
大切なお骨のことでございますので、急がずにお気持ちがしっかり定まるまで、時間をお掛けいただけたらと思います。
合掌
當麻寺護念院の「ご供養」の詳細はこちらをご覧ください。
コメントする