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住職

生きる安心のために ー施餓鬼大法要厳修ー

當麻の里は、朝夕は日ごとに過ごしやすくなってまいりました。八月はお盆の棚行や施餓鬼法要など、平素よりご回向申し上げる仏さま方が特に身近に感じられるひと月でした。

過日、当院にて施餓鬼大法要を無事厳修させて頂きました。お施餓鬼法要は有縁・無縁すべての御霊を供養する法要です。お釈迦さまの弟子・阿難尊者が、「おまえは3日後に死に、餓鬼の世界に生まれる。助かりたいなら餓鬼に施しと供養をしろ。」と餓鬼から言われ、その供養の作法をお釈迦さまから授かったお話しにもとづいています。すべてのものに慈悲をお与えになるお釈迦さまの真心が込められ、次第に先祖供養の意味も付加されて今日に至っています。

護念院では毎年8月に、當麻寺山内寺院のご住職並びに、法類寺院である石光寺、専称寺のご住職をお迎えし、盛大に法要を執り行っています。朝早くからお檀家の皆さま方が集まられ、主に男性の方は帳場を、女性の方はお昼の炊き出し等、それぞれにご準備をしてくださいます。毎年の事ながら、賑やかに法要の準備が進み、お寺としても有難く嬉しい限りです。今後とも、皆さま方の生きる安心のために、皆さま方と法要を作り上げていく、法要を勤めていく事を護って参りたいと思います。

合掌拝

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